家族旅行記

【子連れ宿泊記】ディズニー旅行の宿泊費を、シェラトン・グランデ・トーキョーベイでポイントに置き換えた

はじめに

ディズニー旅行は、日程を選べません。

学校の休みに行くしかなく、そこは宿泊費がいちばん高くなる時期と完全に重なります。パークのチケットだけでも家族4人分がかかるうえに宿泊費が乗ると、それなりの金額になります。

そこでMarriott Bonvoyのポイントで泊まることにしました。結果として、宿泊費の現金負担はゼロで済みました。

泊まったのは2023年9月8日から、東京ディズニーリゾート・オフィシャルホテルの**「シェラトン・グランデ・トーキョーベイ・ホテル」**です。当時、長女は5歳、長男は3歳でした。

料金やルールなど、その場で確認しきれなかった条件は公式サイトの情報を参照しています。

シェラトン・グランデ・トーキョーベイ・ホテルの外観。曲線を描く大型のリゾートホテルの建物
シェラトン・グランデ・トーキョーベイ・ホテルの外観(2007年撮影。写真: ARICAD / CC BY-SA 3.0, via Wikimedia Commons)

なお、記事中の料金やルールは2026年7月時点で確認した内容です。特にプールの営業期間や料金、添い寝の条件は時期によって変わるため、予約前にMarriott公式サイトでの確認をおすすめします。

1,016室の大型ホテル。価値の大半は無料シャトルだった

シェラトン・グランデ・トーキョーベイ・ホテルは、千葉県浦安市舞浜にある東京ディズニーリゾートのオフィシャルホテルで、総客室数は1,016室、敷地面積は5万㎡にもおよぶ大型リゾートホテルです。客室はすべて36㎡以上あり、スタンダードルームやオーシャンドリーム客室、グランデルーム、ビーチサイドアドベンチャールーム、ファミリープレミアムルームなど、目的に合わせて選べる幅広いタイプが用意されています。チェックインは15:00、チェックアウトは12:00です(プランによって異なる場合があります)。

アクセスはJR京葉線「舞浜」駅からディズニーリゾートラインに乗り換え「ベイサイド・ステーション」で下車後、無料のシャトルバス「ディズニーリゾートクルーザー」でホテルへ向かうルートが基本です。加えて、舞浜駅南口のバス乗り場からホテルへ直接向かう無料シャトルバスもあり、7:12〜21:32の間に1時間最大3本運行しています。

実際に泊まってみて、このシャトルバスがこのホテルの価値の大半だと感じました。 パークとホテルを行き来できるので、「疲れたら一度戻る」という選択肢が持てます。 子連れでパークに行くと、下の子が電池切れになるタイミングが必ず来ます。そこで宿に帰れるかどうかは、その日の残りが楽しいまま終わるか、我慢の時間になるかを分ける差でした。

シェラトン・グランデ・トーキョーベイ・ホテルの位置(Googleマップ)。東京ディズニーリゾートとの位置関係も確認できます

記事中の料金やルールは調べた時点のものです。最新の条件や、部屋・設備の詳しい情報は公式サイトで確認できます。

プールは両方使い、キッズエリアは使えなかった

屋内プールとガーデンプール

我が家は屋内プールと屋外のガーデンプール、両方使いました。 宿泊者は室内プールを無料で利用できます。

ディズニー目的で泊まったので、正直プールまで手が回るか怪しかったのですが、結果的にここが一番「泊まってよかった」と思えた部分でした。パークで歩き回った体で水に入ると、疲れの抜け方が違います。子どもたちも、パークの興奮をそのままプールに持ち込んで遊んでいました。

屋外のガーデンプールは夏季限定です。夏休みのピーク期は事前予約制になり、ナイトプールとして夜まで営業する日もあります。プールの営業期間・時間・料金は年によって変わるうえ、繁忙期は子どもの料金区分自体が変わることもあるので、日程が決まってから公式サイトで確認するのが確実です。

屋内キッズエリア「Wizkids(ウィズキッズ)」

OASIS棟2階には、対象年齢1〜12歳の屋内遊具施設「Wizkids(ウィズキッズ)」があります。2022年12月にオープンした施設で、広さは約538㎡、定員は120名。ボルダリングウォール(五輪クライマーの野口啓代さん監修)、高さ5m×横幅7mの巨大黒板、大型のふわふわドームなど、雨の日でも体を動かして遊べる設備がそろっています。

料金は小人(1〜12歳)が1時間900円・3時間2,000円(延長450円/30分)、大人(13歳以上)が1時間600円・3時間1,400円(延長300円/30分)で、いずれも税・サービス料込みです。1歳未満は利用できません。

ただし我が家は使いませんでした。 時間がなかったからです。

ここは正直に書いておきたいところです。ディズニー目的で泊まると、ホテルの中で遊んでいる時間はほとんど取れません。 朝食を食べて出発し、閉園近くまでパークにいて、帰ってきたらプールに入って寝る。それだけで一日が終わります。

Wizkidsは有料施設(小人1時間900円)でもあるので、パーク以外にも1日確保できる日程を組めるなら価値がある、という位置づけだと思います。「雨でパークに行けない日の予備」として頭に入れておくのが現実的です。

ベビー用品・授乳室

ベビーベッドの貸し出しがありますが、対象年齢・身長の条件があり、数にも限りがあるため事前予約が必要です。また、OASIS棟1階には24時間使える授乳室があり、洗面所には子ども用の踏み台も備え付けられているとのことで、小さな子ども連れへの配慮が随所にある印象を受けました。

デラックスルームと、6時開始の朝食

部屋

我が家が泊まったのはデラックスルームです。全室36㎡以上あるホテルなので、大人2人と子ども2人で荷物を広げても手狭さは感じませんでした。

客室はスタンダードルームからファミリー向けの「ファミリープレミアムルーム」まで幅広くあります。1,016室という客室数の多さは、繁忙期の予約のしやすさという点でも心強いところです。ディズニーの繁忙期に部屋が取れるというのは、それ自体が価値だと思います。

なお、部屋からパークの花火が見えることもありますが、見えるかどうかは部屋の位置・階数・その日の運行状況次第なので、期待しすぎず「見えたらラッキー」くらいに考えておくのがよさそうです。

朝食・添い寝ルール

朝食は利用しました。 レストラン「グランカフェ」の朝食ブッフェで、舞浜エリアでも早い部類となる6:00スタートです。

この6:00という開始時刻が、ディズニー目的だと効いてきます。開園前にしっかり食べてから出られるので、パークに入ってから朝食を探す必要がありません。混雑する時間帯を食事に使わずに済むのは、実際に行ってみると想像以上に大きい差でした。

子連れで一番気になる添い寝のルールは、6歳まで添い寝無料、7歳以上は大人と同額という区分です。ここで見落としがちなのが、添い寝が無料でも4歳以上は朝食・ディナーの食事代が別途かかるという点。「添い寝無料だから子どもの費用はゼロ」と考えていると予算が狂うので、8歳と5歳がいる我が家の場合だと、上の子は大人料金、下の子は添い寝無料でも食事代は必要、という計算になります。

駐車場

車で向かう場合、ホテルの駐車場は地下(P1)・立体(P2)・平面(P3)の3タイプがあります。料金は1泊3,000円程度という情報が多いですが、変動する可能性があるため予約時にご確認ください。なお、エリート会員向けの駐車場優待はマリオット共通の特典ではなくホテルごとに扱いが異なるため、プラチナエリート以上の会員は予約時や到着時にフロントで確認するのが確実です。

ポイントで泊まって、現金負担をゼロにした

マリオットは季節や空室状況によって必要ポイント数が変わる「フレキシブルポイント償還率」を採用しています。2022年3月に「カテゴリー◯なら◯◯ポイント」という固定の表は廃止されたため、必要ポイント数は日ごとに検索して確かめるしかありません。

2026年8月15日に検索した結果です(大人2名・1泊、税・手数料込み)。必要ポイント数は日々変わるため、**別の日に調べれば違う数字になります。**あくまで調査日時点の記録として見てください。

宿泊日必要ポイント現金
11月17日(火)85,00057,000円
8月23日(日)90,00065,550円
12月30日(水)90,00079,800円

日を動かしてもほとんど変わらないのがこのホテルの特徴でした。他のホテルでは日程次第で1.7倍ほど動くこともあったのですが、東京ベイは85,000〜90,000の狭い範囲に収まっています。ディズニー旅行は日程を選びにくいものですが、このホテルに関しては日程調整の効果があまり期待できないということでもあります。

いずれも無料宿泊特典の上限75,000ポイントは超えているため、特典だけでは泊まれず、トップオフ(自分のポイントを25,000まで足す仕組み)が必要になります。

ディズニー旅行は、ポイントの使いどころとして噛み合っている

7ホテルを調べたときは「日程を動かせないホテル」という書き方をしたのですが、ディズニー旅行に限っては、これは弱点になりません。

理由は単純で、そもそも日程を動かせないからです。学校の休みに合わせるしかないので、「安い日を探して旅行日を決める」という発想が最初から使えません。動かしても得しないなら、悩まなくていいということでもあります。

そのうえで、上の表をもう一度見てください。

  • 必要ポイントは85,000〜90,000で、ほぼ動かない
  • 現金は57,000円〜79,800円で、2割以上動く

つまり繁忙期は、ポイント数が据え置きのまま現金だけが上がります。 これはリッツ・カールトン沖縄でも見つけた形で、ポイントで泊まる価値が上がる条件です。

我が家がこのホテルを選んだのも、結局そこでした。周辺のホテルを現金で見ていくと、行きたい日程はどこも高い。それならポイントを使う日はここだ、という判断です。宿泊費の現金負担をゼロにできたぶんを、パークのチケットや食事に回せました。

ポイントを貯める動機として「いつか高級リゾートに」と考えがちですが、現実に効いたのは、値段が上がる時期に必ず行かなければならない旅行でした。

パークとイクスピアリ、どちらも徒歩圏の使い勝手

最大の魅力はやはり東京ディズニーランド・東京ディズニーシーへのアクセスの良さです。ディズニーリゾートラインで舞浜エリア内の各駅・各施設に移動でき、パークへの行き来がしやすいのはオフィシャルホテルならではだと思います。また、JR京葉線「舞浜」駅に隣接する複合商業施設「イクスピアリ」も徒歩圏内で、パーク以外にもショッピングや食事を楽しめる場所があるのは、子どもの体力や天候に合わせて予定を調整したいファミリーにとって心強い立地です。

パークで朝から晩まで遊び倒すのではなく、「午前中だけパークに行って、午後はホテルのプールやキッズエリアでゆっくりする」といった組み立て方ができるのも、オフィシャルホテル滞在ならではの過ごし方だと感じました。小さな子どもがいると、パークだけで一日を過ごすのは体力的に厳しい場面もあるので、ホテル側にも遊べる選択肢があるのは計画を立てるうえで安心材料になりそうです。

まとめ

  • 舞浜のディズニーオフィシャルホテル。我が家が泊まったのはデラックスルーム(全室36㎡以上)
  • ポイントで泊まり、宿泊費の現金負担はゼロ。周辺ホテルが現金だと高すぎたことが決め手だった
  • ポイント宿泊は実測で1泊85,000〜90,000ポイント(2026年8月調査)。必要ポイントはほぼ動かないのに現金は2割以上動くため、繁忙期こそポイントの価値が上がる
  • 無料宿泊特典75,000だけでは届かず、トップオフが必要
  • 屋内プールと屋外ガーデンプールは両方使った。パークで歩いた体で入ると疲れの抜け方が違う
  • 朝食は6:00スタート。開園前に食べて出られるので、混雑時間を食事に使わずに済む
  • パークとの無料シャトルが最大の価値。「疲れたら一度戻る」が選べる
  • 一方でキッズエリア「Wizkids」は使えなかった。ディズニー目的だと館内で遊ぶ時間は残らない

このホテルの良さは、設備の充実そのものではありませんでした。パークに全力を出すための拠点として機能するところにあります。館内施設をあまり使えなかったのは事実ですが、それで損をしたとは思っていません。

料金やルールは変わることがあるので、予約前には公式サイトで最新の条件を確認してください。