家族旅行記

【子連れ宿泊記】ザ・リッツ・カールトン福岡に泊まってみた。24階のプールと、子どもがもらった「探検マップ」

はじめに

リッツ・カールトンには沖縄にも泊まったことがあるのですが、2024年3月29日から「ザ・リッツ・カールトン福岡」に1泊しました。 当時、長女は6歳、長男は3歳です。

同じブランドでも、沖縄は広大な敷地のリゾート、福岡は繁華街のビルの高層階。泊まってみると、まったく別のホテルでした。

料金やサービス内容など、その場で確認しきれなかったものは公式サイトの情報を参照しています。

ホテルまるごとが「ビルの上のほう」にある

ザ・リッツ・カールトン福岡は、2023年6月21日に開業した九州で初めてのリッツ・カールトンです。福岡市中央区大名の複合施設「福岡大名ガーデンシティ」に入っています。

面白いのが、館内の構成です。

フロア用途
18階ロビー
19〜23階客室(全167室)
24階プール・スパ・ジム・クラブラウンジ

チェックインからプールまで、すべてが18階より上にあります。 下層階は商業施設やオフィスで、ホテル部分は完全に切り離されています。エレベーターで上がった瞬間に空気が変わるのは、この構造のためだと思います。

客室は全167室(うちスイート20室)で、全室50㎡以上。都市部のホテルとしてはかなり広い部類です。

アクセスは地下鉄「天神」駅から徒歩約5分、福岡空港からは車で約15分。空港が街に近い福岡ならではで、飛行機を降りてから1時間かからずにチェックインできるのは子連れにはありがたい条件でした。

記事中の設備やサービスは変更されることがあります。最新の情報は公式サイトで確認できます。

部屋からの眺めが、そのまま福岡の街だった

我が家が泊まったのはデラックスタイプの客室です(スイートではありません)。

客室の窓際に置かれた丸テーブルと椅子。大きな窓の外に福岡の街並みが広がっている
窓際のテーブル。座ると街がそのまま目の前に来ます

窓が大きく、座った高さでちょうど街が見える設計でした。19階から23階なので超高層というほどではないのですが、周囲に高い建物が少ないぶん見晴らしがよく、遠くに海まで見えます。

客室の窓から見た福岡の街並み。ビル群の向こうに博多湾と福岡タワーが見える
窓からの眺め。奥に海とタワーが見えました

浴室はガラス張りで、バスタブから客室ごしに外が見える造りになっています。

客室のバスルーム。白い独立型バスタブがあり、ガラスの仕切り越しにベッドと窓の外の景色が見える
ガラス張りの浴室。独立したバスタブが置かれています

子連れだと「ガラス張りの浴室」は落ち着かないこともあるのですが、カーテンやブラインドで仕切れるので実用上は問題ありませんでした。

子どもにも、ちゃんと用意されていた

このホテルで一番うれしかったのが、これです。

客室のテーブルに置かれたウェルカムアメニティ。急須と茶碗のセット、リッツ・カールトンのロゴ入りの黒い箱、子ども向けの色刷りマップと色鉛筆が並んでいる
ウェルカムのお茶菓子と一緒に、子ども向けのマップと色鉛筆が置かれていました

大人向けのお茶のセットと並んで、子ども向けの「Discovery Map」と色鉛筆がホテルから用意されていました。

客室のテーブルに広げられた子ども向けのマップと色鉛筆。奥の窓には福岡の街並みが見える
色鉛筆つきのマップ。チェックイン直後の「手持ちぶさたな時間」がこれで埋まりました

これが地味に効きました。チェックイン後、荷物を広げて落ち着くまでの15分ほどは、子連れだと持て余す時間です。子どもは部屋を走り回りたがるし、こちらは荷ほどきをしたい。そこにちょうど良い「やること」があると、親の手が空きます。

高級ホテルは大人向けに寄りがちで、子ども向けのアメニティは「あれば嬉しい」程度に思っていたのですが、実際に泊まってみると滞在の質そのものが変わると分かりました。

ウェルカムの茶器のセット。木のトレイに急須と茶碗、リッツ・カールトンのロゴ入りの箱が載っている
大人にはお茶のセット。窓の外の景色と一緒に

24階のプールとクラブラウンジ

プールとクラブラウンジは、どちらも利用しました。

24階はワンフロアまるごとが、プール・スパ・ジム・クラブラウンジにあてられています。街のど真ん中の24階で泳ぐというのは、リゾートのプールとはまったく違う体験でした。

沖縄のリッツ・カールトンでは海と緑を見ながら泳ぎましたが、こちらは窓の外がビル群です。子どもにとっては、どちらも「特別なプール」として記憶に残ったようでした。

なお、スパはESPAが入っています。プールやスパの利用条件(子どもの年齢制限や時間帯)は変わることがあるので、子連れで使う予定があるなら予約時に確認しておくのが確実です。

朝食と、プラチナエリートの扱い

朝食はよかったという記憶があります。細かいメニューまでは覚えていないのですが、満足度は高かったです。

我が家はMarriott Bonvoyのプラチナエリート会員で、このときの朝食もその特典として付いていたと記憶しています。ただエリート特典の内容はブランドや時期によって変わるため、確実なところは予約時に確認してください。

同じリッツ・カールトンでも、沖縄とはまるで違った

同じ旅行ではありませんが、我が家はザ・リッツ・カールトン沖縄にも泊まっています。せっかくなので比べてみます。

ザ・リッツ・カールトン福岡ザ・リッツ・カールトン沖縄
立地天神駅から徒歩5分の繁華街名護市喜瀬。ゴルフ場に囲まれる
構造ビルの18〜24階平屋中心の低層リゾート
客室数167室97室
眺め福岡の街と博多湾名護湾と緑
プール24階の屋内プール屋外プールと屋内温水プール
空港から車で約15分車で約70km

同じブランドでも、目的がまったく違うホテルでした。福岡は「街を楽しむ拠点」、沖縄は「そこで過ごすこと自体が目的」です。

子連れという観点だと、移動の負担が圧倒的に軽いのは福岡です。空港から15分、駅から徒歩5分で、荷物を持って長距離移動する必要がありません。小さい子どもを連れての旅行では、この差はかなり大きいと感じました。

まとめ

  • 2023年6月開業の九州初のリッツ・カールトン。福岡大名ガーデンシティの18〜24階に入っている
  • 18階ロビー / 19〜23階客室 / 24階プール・スパ・ジム・クラブラウンジと、館内すべてが高層階に収まる構造
  • 全167室、全室50㎡以上。窓が大きく、座った高さで街が見える
  • 子ども向けのマップと色鉛筆がホテルから用意されていた。チェックイン直後の持て余す時間が埋まって助かった
  • 24階のプールとクラブラウンジはどちらも利用。街のど真ん中で泳ぐのはリゾートとは別物の体験だった
  • 天神駅から徒歩5分、福岡空港から車で約15分。子連れの移動負担がとにかく軽い

高級ホテルは子連れだと気後れしがちですが、子ども向けの用意があると分かっているだけで、ずいぶん気楽に泊まれます。福岡へ家族で行くなら、移動の軽さも含めて有力な選択肢だと思います。