はじめに
我が家には8歳の長女と5歳の長男がいます。沖縄のホテルはこれまでいくつか泊まってきましたが、2025年1月に「ザ・リッツ・カールトン沖縄」に泊まる機会がありました。
正直なところ、リッツ・カールトンと聞くと「子ども連れで行っていいのだろうか」と身構える気持ちがありました。実際に泊まってみると、静かで特別感のある空間でありながら、子どもがいても居心地の悪さを感じることはありませんでした。
この記事では、実際に泊まって見てきたことを中心にまとめます。なお料金やプログラムの詳細など、その場で確認しきれなかった条件については公式サイトの情報を参照しています。
名護市喜瀬、ゴルフ場に三方を囲まれた全97室
ザ・リッツ・カールトン沖縄は、沖縄本島北部・名護市喜瀬にあるゴルフ&スパリゾートです。かねひで喜瀬カントリークラブに隣接していて、18ホールのゴルフコースに三方を囲まれた立地にあります。
那覇空港からは約70km。ホテルのシャトルサービスはないため、レンタカーか空港リムジンバスでの移動になります。恩納村のリゾートエリアよりさらに北なので、那覇からの移動時間は長めです。子連れなら、空港から直行せずどこかに寄りながら向かうくらいの余裕を見ておくと安心だと思います。
客室は全97室。大型リゾートに比べるとかなり小規模で、この規模感が館内の静けさにつながっている印象を受けました。
ザ・リッツ・カールトン沖縄の位置(Googleマップ)。ゴルフコースに囲まれた立地がわかります
記事中の設備やプログラムの内容は、変更されることがあります。最新の情報は公式サイトで確認できます。
泊まってみて感じたこと
全体に漂う「特別な感じ」
一番印象に残ったのは、館内全体の高級感とリゾート感です。ロビーは琉球赤瓦の意匠と大きな石壁で構成されていて、沖縄らしさと落ち着きが同居しています。
客室へ向かう廊下も、照明が抑えられていて雰囲気があります。歩いているだけで「特別なところに来た」と感じる作りでした。
夜の水盤が一番よかった
写真で伝わりきるか分からないのですが、**夜の水盤のライトアップが本当にきれいでした。**日が落ちてから中庭に出ると、水面に建物と灯りが映り込んで、昼とはまったく違う表情になります。
夕食後に少し散歩するだけで見られるので、宿泊するなら暗くなってから中庭に出てみることをおすすめします。
客室(デラックスツイン)
我が家が泊まったのはデラックスツインです。全97室のうち、標準的なカテゴリーにあたる部屋になります。
木と石を基調とした和モダンな内装で、落ち着いた色使いです。ソファとテーブルのスペースもあり、大人2人と子ども2人でも窮屈さは感じませんでした。
全客室にテラスが付いていて、名護湾を望む造りになっています。
1月でも泳げた屋内プール
このホテルには屋外プールと屋内温水プールの両方があります。
我が家が泊まったのは1月。当然ながら屋外プールで泳ぐ気候ではありませんでしたが、**屋内の温水プールで問題なく泳げました。**沖縄の冬は本州よりは暖かいとはいえ、水着で外にいるのは厳しい季節です。それでも子どもたちが泳げたのは、屋内プールがあったからでした。
沖縄のリゾートホテルを冬に検討するとき、屋内プールの有無は見落とされがちですが、実際にはかなり重要な条件です。プール目当ての旅行なら、夏以外は「屋内があるか」を先に確認したほうがいいと思います。
朝食は満足度が高かった
朝食はよかったというのが率直な感想です。細かいメニューまでは覚えていないのですが、満足度の高い内容でした。
なお、リッツ・カールトンには子ども向けの「リッツ・キッズ」というプログラムがあり、シーサーの絵付けなどが用意されています。我が家は今回参加しませんでしたが、内容が気になる方は公式サイトで確認してみてください。
ゴルフをする人には特に良さそう
泊まってみて強く感じたのが、ゴルフをする人にとっての価値の高さです。
このホテルはかねひで喜瀬カントリークラブに隣接していて、コースに三方を囲まれています。客室や館内から見える景色にもゴルフコースの緑が入ってきます。ゴルフのために沖縄へ行く人なら、移動の手間がほぼゼロでこのクオリティの宿に泊まれるというのは、かなり強い理由になるはずです。
逆に言うと、我が家のようにゴルフをしない家族連れの場合、この立地の魅力を半分しか使えていないとも感じました。ビーチが目の前にあるタイプのリゾートではないので、「海で遊ぶ」ことが目的なら別のホテルのほうが合うかもしれません。
同じ旅行でシェラトンにも泊まって比べてみた
実はこの旅行では、リッツ・カールトンに泊まった翌々日に、恩納村の「シェラトン沖縄サンマリーナリゾート」にも泊まりました。同じ沖縄で性格の違う2つのホテルに続けて泊まったので、比べて感じたことを書いておきます。
| ザ・リッツ・カールトン沖縄 | シェラトン沖縄サンマリーナ | |
|---|---|---|
| 立地 | 名護市喜瀬。ゴルフ場に囲まれる | 恩納村。目の前がビーチ |
| 規模 | 全97室と小規模 | 全246室 |
| 雰囲気 | 静かで落ち着いた高級リゾート | にぎやかなファミリーリゾート |
| 子ども向け設備 | リッツ・キッズのプログラム | 無料のキッズプレイルーム、ボールプール |
| 冬のプール | 屋内温水プールあり | 屋内プールあり |
どちらが良いかではなく、目的が違うホテルだと感じました。子どもを思いきり遊ばせたいならシェラトン、静かな時間と特別感を求めるならリッツ・カールトン、という住み分けです。
我が家のように「せっかく沖縄まで来たので両方味わいたい」という場合は、**2泊で分けて泊まるのも十分ありだと思います。**移動は車で1時間ほどなので、負担も大きくありません。
なお、リッツ・カールトンには福岡にも泊まりました。こちらは繁華街のビルの18〜24階にあり、**同じブランドとは思えないほど性格が違います。**街を歩く旅ならあちら、そこで過ごすこと自体が目的ならこちら、という住み分けでした。
Bonvoyポイントで泊まる場合
宿泊費が高いホテルなので、ポイント宿泊の水準も調べました。2026年8月15日に検索した結果です(大人2名・1泊、税・手数料込み)。必要ポイント数は日々変わるため、**別の日に調べれば違う数字になります。**あくまで調査日時点の記録として見てください。
| 宿泊日 | 必要ポイント | 現金 | ポイント単価 |
|---|---|---|---|
| 11月17日(火) | 97,000 | 72,105円 | 0.74円 |
| 10月10日(土) | 157,000 | 108,158円 | 0.69円 |
| 12月30日(水) | 157,000 | 210,307円 | 1.34円 |
平日の97,000ポイントなら、マリオットアメックス・プレミアムの無料宿泊特典(上限75,000)に自分のポイントを25,000足す「トップオフ」を使って、ぎりぎり手が届きます。 高級リゾートなので無理だろうと思っていたのですが、日程を選べば射程に入るというのは意外でした。
そして、この表でいちばん面白いのは10月10日と12月30日の比較です。必要ポイントはどちらも157,000でまったく同じなのに、現金は約2倍違います。
つまり、ポイントを使う価値は「ポイントが安い日」ではなく「現金が高い日」に生まれるということです。年末年始はポイント数が高くて損に見えますが、このホテルに関してはポイント数が据え置きのまま現金だけが跳ね上がっているので、むしろ狙い目になります。
7ホテルを同じ日程で比べた結果は実測データの記事にまとめました。
まとめ
- ザ・リッツ・カールトン沖縄は名護市喜瀬にある全97室のゴルフ&スパリゾート。那覇空港から約70kmと遠いので移動時間に余裕を
- 館内は琉球赤瓦の意匠と落ち着いた照明で、全体に高級感とリゾート感がある
- 夜の水盤のライトアップが特にきれい。暗くなってから中庭に出るのがおすすめ
- 我が家が泊まったのはデラックスツイン。大人2人+子ども2人で窮屈さは感じなかった
- ポイント宿泊は実測で平日97,000ポイント。無料宿泊特典+トップオフでぎりぎり届く(2026年8月調査)
- 1月でも屋内温水プールで泳げた。冬に沖縄のホテルを選ぶなら屋内プールの有無は重要
- 朝食は満足度が高かった。リッツ・キッズのプログラムは今回不参加
- ゴルフをする人には立地の価値が非常に高い。逆に海で遊ぶのが目的なら別のホテルも検討を
子連れでリッツ・カールトンはハードルが高いと思っていましたが、実際に泊まってみると、静かな空間を楽しみながらでも家族で過ごせるホテルでした。ゴルフをする方なら、この立地は他に代えがたいと思います。料金やプログラムの内容は変わることがあるので、予約前には公式サイトで最新の条件を確認してみてください。