家族旅行記

【子連れ宿泊記】シェラトン沖縄サンマリーナリゾートに2回泊まってわかったこと

はじめに

我が家には8歳の長女と5歳の長男がいます。沖縄のホテルを調べるたびに、プールの充実度と「雨の日でも遊べる場所があるか」を真っ先にチェックしてしまうのですが、その条件で必ず候補に挙がってくるのが恩納村の「シェラトン沖縄サンマリーナリゾート」でした。

我が家はこのホテルに、2023年10月と2025年1月の2回泊まっています。1年以上あいだが空きましたが、2回目に行ったときも設備や雰囲気は大きく変わっていませんでした。

この記事では、実際に泊まって見てきたことを中心に、これから子連れでの利用を検討する方向けにまとめます。なお料金や添い寝のルールなど、その場で確認しきれなかった条件については公式サイトの情報を参照しています。

沖縄県恩納村にある万座毛の断崖と青い海の風景
ホテルから車で約15分の場所にある「万座毛」の風景(写真: CEphoto, Uwe Aranas / CC BY-SA 3.0, via Wikimedia Commons)

なお、記事中の料金やルールは2026年7月時点で調べた内容です。特に添い寝や食事代の区分、プールの営業条件は変わることがあるため、予約前に公式サイトでの確認をおすすめします。

那覇空港から車で約50分、恩納村のビーチのすぐ前

シェラトン沖縄サンマリーナリゾートは、沖縄本島中部・恩納村字冨着にあるビーチリゾートホテルです。那覇空港からは沖縄自動車道を利用して車で約50分(石川ICで下車)。車がない場合は空港リムジンバスやエアポートシャトルなどの路線バスもありますが、乗り継ぎや道路状況によって1時間20分〜1時間45分程度かかるようなので、子連れなら移動の負担が少ないレンタカーか送迎付きプランが安心そうです。

客室数は246室で、全室バルコニー付き。上位カテゴリーの「サウスタワー」は全室50㎡以上あり、バスタイムからも海を眺められる造りとのことです。メインタワーには家族向けのメゾネットタイプの部屋もあり、人数や年齢構成に合わせて選べる幅の広さは子連れにとってありがたいポイントだと感じました。チェックインは15:00、チェックアウトは12:00。駐車場は200台分あり、宿泊者は1泊1,000円(最大3,000円)で利用できるようです。

那覇空港からシェラトン沖縄サンマリーナリゾートまでのアクセス経路と、万座毛・沖縄美ら海水族館までの所要時間を示した図解

シェラトン沖縄サンマリーナリゾートの位置(Googleマップ)。万座毛との位置関係も確認できます

記事中の料金やルールは調べた時点のものです。最新の条件や、部屋・設備の詳しい情報は公式サイトで確認できます。

屋内プールと、貸し切り状態だったキッズルーム

ガーデンプールと屋内プール

屋外の「ガーデンプール」には全長83mのウォータースライダー「ザ・トルネード」があり、身長120cm以上の子どもから利用できます。あわせて水深30cmの屋外キッズプールも用意されているので、スライダーにはまだ挑戦できない下の子でも安心して水遊びができそうです。

ただ、我が家が泊まったのは10月と1月で、どちらも屋外プールで泳ぐ気候ではありませんでした。実際に使ったのは、ジャグジーと屋内キッズプールを備えた屋内プールのほうです。こちらは通年営業(9:00〜20:00)で、外の気温に関係なく泳げます。

屋内プールというと「消化試合」のような小さいものを想像していたのですが、**実際は思っていたよりずっと広く、しっかり泳げました。**屋外が使えない時期の代替ではなく、これ目当てでも十分成立する規模です。

沖縄というと夏のイメージが強いですが、オフシーズンに行くなら屋内プールがあるかどうかは大きな判断材料になります。ウォータースライダーが目当てなら夏に、そうでないなら混雑を避けて秋冬に、という選び方ができるホテルだと感じました。

室内キッズプレイルーム「ザ・コーブ」

ホテル1階には、6歳以下を対象にした室内キッズプレイルーム「ザ・コーブ」があります。ボールプールや滑り台などのアスレチックがあり、無料で利用できました。

キッズプレイルーム「ザ・コーブ」のボールプール。カラフルなボールが敷き詰められた八角形のプール
プレイルームのボールプール。滞在中はほとんど貸し切り状態でした

**実際に行ってみて驚いたのは、混んでいなかったことです。**タイミングにもよるとは思いますが、我が家が使ったときはほぼ貸し切りのような状態で、子どもたちが好きなだけボールプールに埋もれていました。順番待ちを気にしなくていいのは、小さい子を連れているとかなり気が楽です。

キッズプレイルームの遊具。壁面に丸い窓のついたアスレチックと、緑色のネットが設置されている
ボールプールのほかに、よじ登れるアスレチックもあります

プールで遊び疲れた後や、大人がゆっくりしたい時間帯に子どもを遊ばせられる場所がホテル内にあるのは、旅程を組むうえで想像以上に助かりました。

ベビー用品の貸し出しと館内のアクティビティ

ベッドガード、0歳児用のベビーベッド、ベビーカーは無料で借りられるようです。さらに子ども用スリッパやビーチサンダル(約21cm)、サイズ別のパジャマ(100〜150cm)といったキッズアメニティも用意されているとのこと。館内のショップでは粉ミルクやおむつ、離乳食も購入でき、依頼すればおむつ用ゴミ箱や食事用チェアも用意してもらえるようです。手ぶらに近い荷物で沖縄まで行けそうなのは、飛行機移動が大変な小さな子ども連れにはうれしいポイントです。

このほか、1階には無料の落書きコーナー「表現の壁」や、シーサーの絵付け体験のコーナーがあります。

シーサー絵付け体験のコーナー。貝殻やサンゴを使った作品の見本が台に並んでいる
1階にあるシーサー絵付け体験のコーナー。見本が並んでいます

この絵付け体験は予約制です。「予約不要」と紹介している情報も見かけますが、我が家が行ったときは予約が必要でした。ただし当日に申し込んでも十分に空きがあったので、チェックイン後に「やってみる?」と決めても間に合う雰囲気でした。結局うちは他の遊びで手一杯になってしまい参加しなかったのですが、素焼きのシーサーがずらりと並んでいる様子は子どもたちが足を止めて眺めていました。

絵付け前の素焼きのシーサーが台に並んでいる様子。カラフルに塗られた完成見本も置かれている
絵付け前の素焼きのシーサー。奥にあるのは完成見本です

ロビーには熱帯魚が泳ぐ海水の池もあり、チェックインの手続きをしている間、子どもたちはずっとここを覗き込んでいました。魚を探しているだけで時間が過ぎるので、待ち時間対策としてかなり優秀です。

ロビーにある海水の池。岩に囲まれた水面に魚が泳いでいる
ロビーの海水の池。のぞき込むと魚が見えます

2回ともデラックスルーム。添い寝と食事代の区分に注意

部屋

我が家が2回とも利用したのはデラックスルームです。大人2人と子ども2人の4人で泊まって、荷物を広げても窮屈さは感じませんでした。

客室は全室バルコニー付きで、上位カテゴリーのサウスタワーは全室50㎡以上とゆとりのある広さです。メインタワーにはメゾネットタイプの部屋もあり、階段のある間取りは子どもにとって「秘密基地」感があって喜ばれるかもしれません。詳しい間取りやベッド構成は公式サイトの客室ガイドで確認できます。

レストラン・朝食

館内には4つのレストラン・バーがあります。オールデイダイニングの「センス」はキッズメニューが用意されているほか、粉ミルクの持ち込み・温めにも対応してくれるとのことです。デザートコーナーにはソフトクリームを子どもが自分で作れるセルフサービスもあるようで、これは我が家の子どもたちも喜びそうだと感じました。このほか鉄板焼きの「ザ・グリル」、沖縄料理の「あおい&ゆうな」、ビーチサイドの「サンセットバー&テラス」があり、気分やシーンに合わせて使い分けられそうです。

子連れで気になる添い寝・子ども料金については、調べた範囲では5歳以下は添い寝無料(ベッド1台につき1名まで)、6歳以上は添い寝不可で宿泊料金が発生するという区分のようです。朝食は5歳以下が無料、6〜12歳は1,865円という情報も見つかりましたが、Marriott Bonvoy会員向けのプランでは条件が異なる場合もあるようなので、8歳と5歳の子がいる我が家のような場合は、予約時にプラン内容を必ず確認したほうがよさそうです。

2回ともポイントで泊まったが、効率は良くなかった

シェラトン沖縄サンマリーナリゾートは、無料宿泊特典の必要ポイント数の区分としてMarriott Bonvoyのカテゴリー7が使われているホテルです。ただしポイント宿泊の必要数はカテゴリーで一律に決まるわけではなく、季節や空室状況によって変わる「フレキシブルポイント償還率」で日々変動します。調べた範囲では、1泊あたり5万〜9万ポイント程度が目安になりそうです(2026年7月時点)。あくまで目安であり、実際の必要ポイント数は公式サイトやアプリで日付ごとに確認してください。

実際に測ってみたら、ポイントを使うべきではないと分かった

2026年8月15日に検索した結果です(大人2名・1泊、税・手数料込み)。必要ポイント数は日々変わるため、**別の日に調べれば違う数字になります。**あくまで調査日時点の記録として見てください。

宿泊日必要ポイント現金ポイント単価
11月17日(火)83,00030,044円0.36円
10月10日(土)ポイント枠なし79,299円
12月30日(水)ポイント枠なし98,544円

11月17日の数字が問題です。83,000ポイントを使って、3万円の宿泊を手に入れる計算になります。1ポイントあたり0.36円にしかならず、同じポイントがあればもっと高いホテルに泊まれる水準です。

我が家は2回ともポイントで泊まっています。 当時の必要ポイント数を控えていないので直接の比較はできませんが、今回の数字を見るかぎり、効率のよくない使い方をしていた可能性が高いと思っています。

平日の現金料金が3万円台まで下がるホテルなので、ここは現金で払って、ポイントはもっと現金価格の高いホテルに回すほうが合理的です。次に行くときは、まず現金料金と見比べてから決めるつもりです。

また、10月の土曜と年末はポイント枠そのものが表示されませんでした。繁忙期はそもそもポイントで予約できないという点も、計画を立てるうえで押さえておきたいところです。

7ホテルを同じ日程で比べた結果は実測データの記事にまとめています。プラチナエリート以上の会員向けの追加特典(ラウンジ利用など)はホテルによって扱いが異なるため、特典宿泊で予約する場合も内容を予約時に確認しておくと安心です。

ポイントを使わず現金で泊まる場合は、各種旅行予約サイトからも宿泊プランを比較できます。朝食付きやリゾートパス込みなどプランの種類が豊富なので、比較してみる価値がありそうです。

万座毛まで車15分、美ら海水族館まで約60分

沖縄美ら海水族館の大水槽「黒潮の海」を泳ぐジンベエザメと来館者のシルエット
沖縄美ら海水族館の大水槽「黒潮の海」(写真: Jordy Meow / CC BY-SA 3.0, via Wikimedia Commons)

ホテルから車で約15分の場所には、沖縄を代表する絶景スポット「万座毛」があります。象の鼻のような形の断崖から見渡す海の景色は、小学生の子どもでも「すごい」と声が出そうなスケール感です。同じ恩納村には、イルカが暮らすラグーンで知られる「ルネッサンスリゾートオキナワ」も車で行き来しやすい距離にあり、沖縄旅行のホテル選びの候補として比べてみるのもよさそうです。また、この旅行では2日前に名護市の「ザ・リッツ・カールトン沖縄」にも泊まりました。静かな高級リゾートとにぎやかなファミリーリゾートで性格がまったく違うので、記事のほうで比べています。少し足を延ばすなら、沖縄美ら海水族館までは車で約60分。ジンベエザメが泳ぐ大水槽「黒潮の海」は、水族館好きの子どもなら一日いても飽きなさそうな迫力です。

ホテル周辺には手作り体験やマリンアクティビティを扱う施設も点在しているようなので、「午前中はホテルのプールでゆっくりして、午後だけ足を延ばして観光する」といった無理のない組み立て方もできそうです。小さな子ども連れの旅行では、ホテル自体に楽しめる設備がそろっていると、移動の負担を抑えながら旅程を組めるのが助かります。

まとめ

  • 那覇空港から車で約50分。全246室、全室バルコニー付きのビーチリゾート
  • 屋外プールに83mのウォータースライダーがあるが、10月・1月に泊まった我が家が使ったのは通年営業の屋内プール。オフシーズンに行くなら屋内プールの有無が効いてくる
  • 屋内プールは想像より広く、しっかり泳げる規模。室内キッズプレイルーム「ザ・コーブ」は無料で、我が家が使ったときはほぼ貸し切り状態だった
  • シーサーの絵付け体験は予約制(「予約不要」と書かれた情報もあるが実際は必要)。当日申し込みでも空きはあった
  • 添い寝は5歳以下無料(6歳以上は宿泊料金が発生)、朝食にはキッズメニューあり
  • ポイント宿泊は実測で平日83,000ポイント / 現金30,044円(2026年8月調査)。ポイント単価0.36円と効率が悪く、この日程なら現金払いのほうが得
  • 車で約15分の「万座毛」、約60分の「沖縄美ら海水族館」など周辺観光もアクセスしやすい立地

2回泊まってみて、このホテルの良さは「天気に左右されにくいこと」だと感じました。屋内プールとプレイルームがあるおかげで、雨でも、泳ぐには寒い季節でも、子どもが退屈しません。夏のリゾートとしてだけでなく、オフシーズンの選択肢としても成立するホテルです。料金やルールは変わることがあるので、予約前には公式サイトで最新の条件を確認してみてください。